教えて持田さん!
Column
初めて見たK/Pg境界は・・・
「え?これ?」
というのが率直な感想でした。
これまでの茂川流布川の元K/Pg境界の地層を見慣れてきた身としては、その驚く程わかりづらい地層ぶり?に、ただただ驚くばかりでした。
今回みつかったK/Pg境界は、見た目では全くわかりません。
高嶋教授たちが10年以上をかけて、周辺の地層から古地磁気分析やオスミウム同位対比などを何カ所も繰り返し繰り返し調査し、ようやく幅を詰めてみつけだした苦心の結晶。それが本当によくわかりました。
そして小さい。
露頭として現れている面積は本当に小さく、これは今後の保全が最重要課題だなと実感しました。
まずは、土砂や倒木で埋もれてしまいがちなこと。これをどう効率よく、定期的に取り除くかが課題です。
また、保全のための根拠づけ。たとえば天然記念物の指定だとか、北海道遺産の認定だとか。なんらかの「指定」があると、現場としては保全のための対策がとりやすくなります。
同行した北海道十勝総合振興室の森林室の皆さんとも、今後の保全方法について協議を進めていきます。