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そもそも「K-Pg」ってどういう意味?

「K-Pg境界」という名前から、何かと何かの境目なのだろう、と想像する方も多いと思います。

このサイトでもたびたびご紹介しているとおり、恐竜やアンモナイトが栄えた「白亜紀」と、その次の時代である「古第三紀」との境界が「K-Pg境界」です。およそ6600万年前、鳥類を除く恐竜やアンモナイトなど、多くの生物が絶滅した時期にあたります。

では、「K」と「Pg」はそれぞれ何を意味しているのでしょうか。

まず「K」は、ドイツ語で白亜紀を表すKreide(クライデ)に由来します。英語で白亜紀を意味するCretaceousの頭文字「C」は、地質図などですでに別の時代を表す記号として使われることがあるため、白亜紀には「K」が用いられています。

ドイツ語のKreideは、白墨、つまりチョークという意味です。

白亜紀の「白亜」も、チョークのような白い石灰岩を指す言葉です。白亜紀には、微小な海洋生物の殻などからできた白い石灰岩が、ヨーロッパ各地に広く堆積しました。こうした地層が、この時代の名前の由来となっています。

一方の「Pg」は、Paleogene(パレオジーン)、日本語で「古第三紀」を意味します。

なぜ「第三」なのかというと、18世紀ごろ、地層を第一紀、第二紀、第三紀などと大まかに分類していた時代の名残です。つまり「第三紀」は、もともと“第3番目に分類された地層”という意味でした。

その後、地質学の研究が進み、かつて第三紀と呼ばれていた長い期間は、現在ではおもに「古第三紀」と「新第三紀」に分けられています。

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